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第43章 業者　■早耶香編２■

　早耶香にとってはとんでもない話だったが、薮下だけでなく業者の男性からも裸を凝視されている状況なので、藪下の言葉があまり耳に入ってこない。

　早耶香の乳首や股間を特にじっくりと見つめる業者の男性の股間は、早くも反応を見せていた。

　早耶香は心の中で「知らない男の人に裸を見られちゃった！　こんな話、聞いてないのに！　こんなの嫌！」と叫ぶ。

　二人の視線を受けて、早耶香の股間はますます潤いを見せていた。



　藪下が業者に向かって、急かすように言う。

「ではでは作業をお願いできますか。こちらでデッサンを続けますんで、何かありましたらお声かけください。それではよろしくお願いします」

　ここでハッと我に返った様子の業者は、「はい」とだけ答えると、早速エアコンのもとへと向かう。