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美術教師の羞恥奴隷
第50章 藪下と二人 ■亜美子編②■
 それから数日後の午前9時半―――。

 いつもの部室には、藪下と亜美子がいた。

 亜美子の2度目のデッサンが行われる予定だからだ。



 早くもニヤニヤしている藪下とは対照的に、亜美子の表情は冴えない。

 前回、散々な目に遭った上で、約束を守るためだけに嫌々登校してきたわけだから当然だろう。

 そして、「またこの変態教師に犯されるかもしれない」ということも、亜美子自身予想はしていたのだが、それでも報酬面などの理由により、どうしても逃げ出すことはできなかった。



 晴れやかな表情で藪下が早速言う。

「よーし、まずは脱いでくれ。蓬澤も早く終わらせて帰りたいだろうからな」

「はーい。これって、早く終われば早く帰らせてもらえるんですかぁ?」

「もちろん。早ければ今から1時間以内で全て終わるかもしれないぞ」




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