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美術教師の羞恥奴隷
第50章 藪下と二人 ■亜美子編②■
 勢い込んで言う藪下に対し、なじるような視線を向けて亜美子が言葉を返す。

「『全て』って……まーた、エッチなことする気じゃないですよねぇ?」

「エッチだとか心外だな! あくまでも芸術のため……」

「そんなわけあるかよ!」

 強い口調で言う亜美子に向かって、藪下は気色ばんだ様子を見せる。

「何だ? もう降りたいのか? 追加の報酬は不要だと?」

「い、いえいえ、そういうわけではないっすけども」

「だったら、さっさと脱いでくれ」

「はぁい」

 覚悟を決めた亜美子は、少し首を振ったあと、おもむろに脱衣を開始する。

 心の中で、「あと2回の我慢だし、頑張るかぁ。それにしてもヤブッチ、ガン見しすぎ」などと呟きながら。




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