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美術教師の羞恥奴隷
第51章 部員登場 ■亜美子編②■
 突然、ドアの外からガヤガヤ人声がしたかと思うと、ドアが勢いよく開かれた。

 ビクッとした亜美子だが、顔をそちらに向けることくらいしかできない。



 そして、美術部員の男子たちがぞろぞろ入ってきたのだが、彼らが亜美子と藪下にすぐ気づかないはずがなかった。

 男子たちは開口一番に怒号のような歓声をあげると、ほぼ全員が一目散に亜美子らのいるモデル台へと駆け寄っていく。

 ただでさえ、羞恥の極地に立たされている亜美子が、さらに追い詰められた瞬間だった。

 一瞬にして亜美子を取り囲んだ男子たちは、藪下に向かって挨拶することすら忘れているようで、口々に「おお、登校していきなりおしっこシーンが見れるとは!」「あ、不良の子じゃないか、珍しいしこれは見物だ!」「勢いよく小便をしてるなぁ!」などと野次を飛ばす。

 亜美子は「見るな!」など制止する言葉すら出すこともできず、頬を紅潮させながら、恥ずかしい聖水放出を続けた。




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