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美術教師の羞恥奴隷
第53章 依頼 ■藍里編②■
8月中旬のある日の午前中、藍里は藪下に呼び出されていつもの教室にいた。
前回のデッサン終了時に「デッサンは今回のみで終了」というようなことを言っていたにも関わらず、藪下が再度呼び出した格好だ。
もちろん、藍里も拒否したい気持ちは山々だったが、狡猾な藪下は「前回のバイト代を手渡しで渡したい。領収書に署名も欲しいから、一度会いたい」と言って呼び出しに成功したのだった。
そして、つい今しがた、バイト代の手渡しと領収書への署名が終了したところだ。
藍里は当然ながら、「さて帰ろうか」と思い、ゆっくりと立ち上がろうとする。
しかし、そこで藪下が「ああ、もうちょっとだけ話がある」と言って、呼び止めた。
藍里は内心ウンザリしながらも、担任教諭相手に反抗的な態度をとるわけにもいかず、「話だけなら」と思いながら再び着席する。
前回の経験から、危険な申し出をされる予想がついている藍里は、「絶対に話を聞くだけにしないと」と強く強く心に決めていた。
前回のデッサン終了時に「デッサンは今回のみで終了」というようなことを言っていたにも関わらず、藪下が再度呼び出した格好だ。
もちろん、藍里も拒否したい気持ちは山々だったが、狡猾な藪下は「前回のバイト代を手渡しで渡したい。領収書に署名も欲しいから、一度会いたい」と言って呼び出しに成功したのだった。
そして、つい今しがた、バイト代の手渡しと領収書への署名が終了したところだ。
藍里は当然ながら、「さて帰ろうか」と思い、ゆっくりと立ち上がろうとする。
しかし、そこで藪下が「ああ、もうちょっとだけ話がある」と言って、呼び止めた。
藍里は内心ウンザリしながらも、担任教諭相手に反抗的な態度をとるわけにもいかず、「話だけなら」と思いながら再び着席する。
前回の経験から、危険な申し出をされる予想がついている藍里は、「絶対に話を聞くだけにしないと」と強く強く心に決めていた。