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美術教師の羞恥奴隷
第53章 依頼 ■藍里編②■
 藍里の予想に違(たが)わず、藪下は悪びれる様子もなく説得を開始する。

「話っていうのは他でもない。もう一度だけ、モデルになってくれないだろうか。やはり、どうしても展覧会に出品したいんだ」

「え、でも……」

 藍里の反論の声に被せるように、藪下はまくしたてる。

「今度の展覧会では、本気で入選を目指しているんだ。そのためには、どうしてもモデルは春日井でないとダメだと私は分かった。他のモデルでは、私の理想を体現できないんだ。どうか私に、もう一度だけチャンスをくれないか。もちろん、条件面は出来る限りこちらも努力させてもらう。次回、1回だけで10万ではどうだ?」

 破格の申し出に一瞬だけ藍里の心は揺れたが、前回の苦い記憶がすぐに頭によぎる。

 あれほど卑猥な行為をされるならば、金額など「20万でも安い」というような気が藍里にはしてきた。

 もうあんな目に遭うのは二度と御免なのだ。




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