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美術教師の羞恥奴隷
第56章 質問攻め ■藍里編②■
 その小さな物体を受け取った水島は、藍里に近づきながら言う。

「今も何だか欲求不満そうだし、指でオナニーしよっか。俺も手伝うし」

「……?!」

 驚きのあまり、一瞬声を失った藍里だったが、すぐに抗議する。

 やや後退し、水島から逃げようとしながら。

「そんなの……! 聞いてません! もうデッサンを終わりにしましょう!」

 だが、水島は平然と反撃する。

「じゃあ、光範に伝えてほしいわけなんだ。そういうことかぁ」

「言わないで!」

「だったら、ちゃんとオナニーしないと。興奮してるのバレバレだよ。きっと、アソコはぐしょぐしょでしょ」

 図星を突かれ、藍里はグッと唇を噛み締める。

 必死で身体を隠してはいるが、もし見せてしまえば簡単に水島の言っていることが正しいと証明されてしまうので、何も言えない。




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