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美術教師の羞恥奴隷
第6章 二人で…… ■早耶香編①■
 早耶香から「動かないで」とお願いされた俊哉は、時折身じろぎながらも、なるべく動かないでいようと努力している様子だった。

 そんな二人をニヤニヤしながら見つめる藪下は、腕組みをしたまま微動だにしない。

 まるで、「セックスが開始したんだから、二人に任せよう」とでも思っているかのように。



 時間が経つにつれ、痛みがどんどん和らいでいくのを早耶香は感じていた。

 それと同時に、経験したことのないほどの快感が、下腹部から湧き起こっていく。

 生まれて初めての感覚に、早耶香は悦びと戸惑いを隠しきれなかった。

 挿し込まれたシンボルが、愛する恋人のものであったなら、ここまで戸惑うことはなかっただろう。

 問題は、今自分の中へ入っているそのシンボルが、幼なじみの俊哉のものだったことだ。

 俊哉のシンボルで女にされた挙句、絶大なる快感を与えられてしまったことが、早耶香を深く当惑させていた。




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