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美術教師の羞恥奴隷
第2章 面談 ■早耶香編①■
早耶香が悩んでいるのを見て、藪下はさらに言った。
「手術は8月中旬と言っていただろ。だからなるべく早く、支払うように努力するからな。で、もし『こうは言っているけど、結局モデル代金を全額は払ってもらえない詐欺かもしれないな』と疑っているのなら、その心配は一切ないと言い切れる。もし引き受けてくれるのなら、手始めにこれを受け取ってくれ」
藪下はバッグから封筒を取り出すと、中に入っている2枚の1万円札を見せつけながら言葉を継いだ。
「頭金のように受け取ってもらっても構わない。この2万円は今すぐ渡すことができる。また、私のほうは魚谷のことを信用しているから、モデル3回が終わる前に、20万円全額を渡すことも十分可能だ。どうだろう」
この申し出は早耶香にとって大きな誘惑だった。
しかも、藪下の口から出た「信用している」という言葉や、早耶香に対する誠意が感じられる態度もまた、早耶香に好感を抱かせている。
「手術は8月中旬と言っていただろ。だからなるべく早く、支払うように努力するからな。で、もし『こうは言っているけど、結局モデル代金を全額は払ってもらえない詐欺かもしれないな』と疑っているのなら、その心配は一切ないと言い切れる。もし引き受けてくれるのなら、手始めにこれを受け取ってくれ」
藪下はバッグから封筒を取り出すと、中に入っている2枚の1万円札を見せつけながら言葉を継いだ。
「頭金のように受け取ってもらっても構わない。この2万円は今すぐ渡すことができる。また、私のほうは魚谷のことを信用しているから、モデル3回が終わる前に、20万円全額を渡すことも十分可能だ。どうだろう」
この申し出は早耶香にとって大きな誘惑だった。
しかも、藪下の口から出た「信用している」という言葉や、早耶香に対する誠意が感じられる態度もまた、早耶香に好感を抱かせている。