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美術教師の羞恥奴隷
第2章 面談 ■早耶香編①■
喜んでいいことなのかどうか、早耶香自身には分からなかったが、少なくとも褒められたことは確かだったので、小さく「ありがとうございます」と礼を言う。
この返事を「了解。モデルをやる」という答えと勘違いしたらしく、藪下が勢い込んで言った。
「じゃあ、お願いできるか?」
「え、えーと……」
決心がついていない早耶香は頭を悩ませる。
確かに条件は素晴らしいのだが、やはり何といっても、「ヌードモデル」という仕事そのものに大きな抵抗があった。
本来であれば、とっくに断っているところだったが、今回は破格の報酬が早耶香に迷いを呼んでいた。
手術費用が莫大なため、家族中が資金繰りに必死な状況なので、今ここで早耶香が20万円もの大金を手にすれば、大きな助けとなるのは間違いないのだ。
この返事を「了解。モデルをやる」という答えと勘違いしたらしく、藪下が勢い込んで言った。
「じゃあ、お願いできるか?」
「え、えーと……」
決心がついていない早耶香は頭を悩ませる。
確かに条件は素晴らしいのだが、やはり何といっても、「ヌードモデル」という仕事そのものに大きな抵抗があった。
本来であれば、とっくに断っているところだったが、今回は破格の報酬が早耶香に迷いを呼んでいた。
手術費用が莫大なため、家族中が資金繰りに必死な状況なので、今ここで早耶香が20万円もの大金を手にすれば、大きな助けとなるのは間違いないのだ。