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美術教師の羞恥奴隷
第7章 モデル初回を終えて ■早耶香編①■
早耶香の場合は、「何か喋ると、恥ずかしさが増してしまいそう」という思いがあったからだ。
それに、なし崩し的に性交してしまったことを、思い起こしたくないという気持ちもあったからかもしれない。
早耶香にとってありがたいことに、俊哉のほうも無言を貫いてくれていた。
内心「今まで起きたことが全て、夢だったらいいのに!」と叫ぶ早耶香。
しかし、夢ではないことは、いまだお腹の奥に感じ続けている熱い感触が何よりもはっきり教えてくれている。
早耶香は「この後、俊哉君に何て声をかけよう」とか「次会ったとき、気まずくなったらどうしよう」とか、色々なことを考えながら、制服を着けていった。
二人が服を着終わると、藪下が笑顔で言う。
「二人ともお疲れ様。皆藤にももちろんモデル代を出す。すぐに職員室まで来てくれ。振込先の口座などを教えてもらわないといけないからな」
ほんの一瞬、俊哉と早耶香の目が合ったが、すぐに二人とも視線をそらした。
俊哉と早耶香はぎこちなく、藪下は堂々と、それぞれ挨拶を交わす。
そして、俊哉は藪下に続いて、美術室を後にした。
【早耶香編① 了】
それに、なし崩し的に性交してしまったことを、思い起こしたくないという気持ちもあったからかもしれない。
早耶香にとってありがたいことに、俊哉のほうも無言を貫いてくれていた。
内心「今まで起きたことが全て、夢だったらいいのに!」と叫ぶ早耶香。
しかし、夢ではないことは、いまだお腹の奥に感じ続けている熱い感触が何よりもはっきり教えてくれている。
早耶香は「この後、俊哉君に何て声をかけよう」とか「次会ったとき、気まずくなったらどうしよう」とか、色々なことを考えながら、制服を着けていった。
二人が服を着終わると、藪下が笑顔で言う。
「二人ともお疲れ様。皆藤にももちろんモデル代を出す。すぐに職員室まで来てくれ。振込先の口座などを教えてもらわないといけないからな」
ほんの一瞬、俊哉と早耶香の目が合ったが、すぐに二人とも視線をそらした。
俊哉と早耶香はぎこちなく、藪下は堂々と、それぞれ挨拶を交わす。
そして、俊哉は藪下に続いて、美術室を後にした。
【早耶香編① 了】