この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
熱・愛・契約~熱・愛・事変
第6章 身体が先か、恋が先か――
「え……っ」
「えええっ!?」
好きだ、という言葉にしのは目を大きく見開き、堺も自分が発した言葉に驚いて声をあげた。
「堺さ――」
彼の不可解な仕草に、しのは、ひょっとして聞き間違えではないのか、と聞き返した瞬間、彼は身体中を震わせて「ふうっ」と呻き、精を放った。
引き抜こうとしたが間に合わず、しのの中に放ってしまい、堺は放出の快感に浸る処ではなくなってしまう。
「ああっ!ま、ままままずい……っ!」
堺は、しのと繋がったままで上半身を起こしキョロキョロした。パニックで回らない頭で(何かで拭ったら大丈夫かも知れない)と、ティッシュがないか探したのだ。しのは、交わりが突然終わってしまった事に安堵したような残念なような複雑な気持ちだったが、彼の態度が腑に落ちない。
しのは腰を引いて離れようとする彼にしがみついた。
「堺さん……待って」

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


