この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
熱・愛・契約~熱・愛・事変
第7章 女帝との対面
「あらあら……大丈夫?」
「ら……らいろうふれふ……っへっ……」
堺は、痺れが切れた上に、また脹ら脛がこむら返りを起こし、激痛にまともな返事が出来ない。小百合はヒクヒク震える堺をよそに、リビングのテレビボードの上にあったメモ紙を一枚ちぎると、薔薇の柄の入った高価そうな万年筆で何かを書き始めた。
「このマンションに貴方が入っていく所を万が一記者に見られていると不味いし……貴方達の住む部屋を別に用意するわね」
「――っ?」
「貴方には一年間、しのの愛人になってもらいます。その間は何よりもしのの事を最優先して頂くわ」
「っ??」
「お仕事もしてくれて構わないのだけど……優先順位はしのの事よ。貴方の上司の芝原さんとポキノンの社長さんには話を通して置きますから」
「……?」
小百合はメモを呆然とする堺の手に握らせ、艶やかに笑った。
「私の携帯番号とLINEのIDよ。また連絡します」

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


