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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第2章 出逢い、夏フェス
堺は、しののそんな仕草に内心(やっぱり、凄く具合が悪いんだ)と確信する。
よたつく足で歩きながら、周囲の警備スタッフに彼女をどうしたら良いか聞いてみるが――
「気分が悪そうなんですけど、救護所へ行けば手当てしてもらえますか?」
「うう……ん……救護所って言っても、一般のお客さんが手当てに来てるので……騒ぎになるとまずいっすよ」
「え?……じゃあ……この子はどうするんですか?」
「オリオンのマネージャーに連絡を……えっ?なんだって?マネージャーが急病で今日はここに来ていない?」
スタッフは、他のスタッフに耳打ちされて嫌な声を出した。
その声に「面倒だなあ」とでも言いたげなスタッフの怠慢が垣間見え、普段温厚な堺でも苛立ちをおぼえる。

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