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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第7章 女帝との対面
「ぞっ……こん……なの?」
「むむっ……そそそ……そうなんだよっ!き、君はねえっ!自分の事をちょっと自覚した方がいいと思うよっ?そんなキラキラした目で見詰められたらどんな男だってーー」
「他の人の事は知らないよ……私が聞いてるのは……貴方は、私にぞっこんなのかって事よ」
「ーー!だっ、だからそう言ってる!」
しのは飛び出しそうに弾む胸を落ち着かせようと息を吐いてみたが、一向に収まる気配がなかった。
初めてキスして、初めて身体を重ね合わせて、そして初めての好きという気持ちーー
こんな一辺に初めてがやって来るなど、予想もしていなかったのに。
君が好きだ、君にぞっこんなんだーーこんな風に誰にも言われた事なんかない。
口にするとなんと滑稽で恥ずかしい言葉なのだろうーーぞっこんだ、君にぞっこんなんだーーと、彼が私に?今日会ったばかりだというのに、それだけ夢中だと言っている。
俯いた堺は頬をピクピクさせ、落ち着きなく目玉をキョロキョロさせるが、しのの瞳とぶつかると慌てて瞼を閉じ、唇をギュッと噛み締める。

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