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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第7章 女帝との対面
「もうっ……また目を逸らすのっ?そんなんじゃ本気に聞こえない!」
しのは堺の顔を両手で挟み、無理矢理こちらを向かせた。
「ーーっ」
「私の方を見て……ちゃんと言って……」
堺は恐る恐る、といった風に顔をあげるが、しのの真剣な瞳と濡れた花弁の様な唇が目に入ると、益々真っ赤になってしまい、何かウゴウゴ呟きながらそっぽを向く。
頬に添えられたしのの指に力が込められた。
「は、恥ずかしいのは私だって同じよっ……そ、それに、さっきあんな事をした癖にーー今更そんなーー」
(ほらまた……こういう台詞って男性の方が言うものじゃないの?)
パジャマの下の乳房の谷間にうっすらと汗ばむほどに心臓が烈しく鳴るのは、恋情のせいなのか、煮え切らない彼のせいなのか、区別がつかないーーと焦れてきた時、堺はとうとう覚悟を決めたのか顔をあげ、しのを真正面から見詰めた。

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