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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第3章 混・乱・事変
「……えっ?また?」
しのは驚き堺に駆け寄った。
堺は壁に頭をぶつけ倒れた所に壁にかけてあった額縁の絵が外れ落下する。
「あぶなっ……」
しのは反射的に両腕を伸ばし、堺の顔に当たる寸前の絵を受け止めた。
堺は瞑っていた瞼を恐る恐る開けると、目を見張って口をポカンと開ける。
しのは溜め息を吐いて絵を壁に戻すが、ふとした違和感に視線を自分の爪先に向け、小さく叫んだ。
しのが腕を伸ばした時にバスタオルが落ち、彼女の裸身が堺の目の前に晒されていた。
「やあっ……」
「っ!」
思わず凝視する堺に、しのが身体を腕で隠して座りまた叫ぶと、堺は我にかえって顔を逸らした。

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