この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
彼の秘密
第10章 テスト後
「ふいー、やっと終わったよ・・・」
ふらふらになりながら横を歩いてる雫は今ので相当疲れてしまったみたいだ。
「ごめんな、無理させちまって。」
「ううん、最初は確かに怖かったけど澄が手掴んでてくれたから少しだけ怖いのが和らいだし。
最後は楽しめたから」
そういってふわっと笑う彼の笑顔はめちゃくちゃ可愛いくて、抱きしめてしまいたい。
「そ、そうか?あ、ポップコーンも食べようぜ。」
「うん!でも次はすこし怖くないのに乗りたいけどね?」
「マジごめんな。」
「へへ、久しぶりにこういうことが出来てうれしいよ。俺は
ほら中学でも俺たち離れてたからさ、それに友達いなかったしさ。
本当助かってるんだ。俺、澄に助けてもらってばっかだね」
「それは」
「なんか湿っぽくなっちゃったね、ほら行こう?」
そういって彼は俺の手を引く。
あたたかい温もりに涙が出そうになった。
助けてもらってばかりなのは俺の方だよ。
ありがとうな
ふらふらになりながら横を歩いてる雫は今ので相当疲れてしまったみたいだ。
「ごめんな、無理させちまって。」
「ううん、最初は確かに怖かったけど澄が手掴んでてくれたから少しだけ怖いのが和らいだし。
最後は楽しめたから」
そういってふわっと笑う彼の笑顔はめちゃくちゃ可愛いくて、抱きしめてしまいたい。
「そ、そうか?あ、ポップコーンも食べようぜ。」
「うん!でも次はすこし怖くないのに乗りたいけどね?」
「マジごめんな。」
「へへ、久しぶりにこういうことが出来てうれしいよ。俺は
ほら中学でも俺たち離れてたからさ、それに友達いなかったしさ。
本当助かってるんだ。俺、澄に助けてもらってばっかだね」
「それは」
「なんか湿っぽくなっちゃったね、ほら行こう?」
そういって彼は俺の手を引く。
あたたかい温もりに涙が出そうになった。
助けてもらってばかりなのは俺の方だよ。
ありがとうな