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彼の秘密
第13章 兄弟喧嘩
「あ、あのスイーツ美味しそうじゃない?」

「ほんとだねー、・・・でも高くない?」

「そのくらい出してよ。俺は食べないもん」

「けちー、じゃーあ・・・」

「お姉さん漁りもやめなさい。まっつんがいるでしょ?」

「はぁ?知らないよそんなこと。大体真姫は俺と一緒にいるのが嫌なんだから。
俺が誰を探そうと関係ないじゃん。ねぇ真姫」

「・・・」
さっきから落ち込んだ様子を見せておけば許してもらえると思ってるのだろう。
何も言わない。まぁ俺の態度に怒ってるんだろうけど・・・そっちが悪い
「二人とも喧嘩しないでさぁ・・・わかった。俺がおごるから甘いもの食べよ。
それで仲良くしなさい」

「えっ、いいの?俺遠慮なく食べるよ。」

「すこしは遠慮してよほらマッツンもおいで」

「・・・いらない」

「そんなこと言わずにさぁ」

「・・・いいよほっときな。めんどくさいのにかかわりあいたくない。」



「そんなこといわないでさー、あ。ちょっと待ってよマッツン!」

あーぁ、でた関口の面倒なお節介。
嫌いじゃないけど苦手なんだよね。俺ら二人ともさ

「おい!いってーなぁ!・・・あん?お前その目喧嘩売ってんのか!!」

あー、まためんどくさそうなのにであっちゃったな・・・

めんどくささにため息をついて雅は神室の横を通り過ぎて真姫の手をきつく握った。

「ほら、逃げるよ。」
まだ許してないが面倒ごとに巻き込まれる兄をほっとけない。
「うぇ?ちょ、ちょっとみやちゃーん!待ってよ!」
そういってどうせ喧嘩で勝つくせに。
「おい!金だせや!」

「もー、面倒くさいな。みやちゃーん後で向かうからどっかで待っててよー」
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