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彼の秘密
第13章 兄弟喧嘩
真姫の手を引いて適当なところまで歩き道の端っこによった。
「ね、ねぇ。雅・・・手」

「・・・そんなに嫌なら、家に帰ってくんなよ!
そんなに俺といるの嫌?
いつもいつも甘えるときばかり甘えてきて、何もかもさせて・・・一人じゃ何もできない癖に
俺が甘えたい時は何もさせてくれないの?
本当勝手だよね、そんなに嫌なら俺と別れて暮らせば?」

「黙って聞いてればいい気になりやがって!
だいたいそっちが家事得意だからって俺に何もさせなかったんじゃん!
親のように甘やかして何かやろうとすると、そっちがするからって何もさせない
俺は雅のオモチャじゃない!
別に家に帰らなくても俺はいい。そもそも俺が人ごみ嫌いなの知ってるくせにこういう場所に連れてきて・・・本当、人をイラつかせるのが得意だよね」

「人が嫌いだからって外に出ないってどこのお子様だよ。
幼稚園児ですかぁ?頭まで子供だな。」

「身長ばかり大きくたって精神が子供なのはそっちじゃないですか?」

「・・・あぁもう!付き合ってらんない
マジで帰ってくんなよ、締め出してやるからな」

「帰らなくてもいいなんて良いい気分だ、良いように使われなくてせいせいする」

いらつくいらつくいらつく!
「ねぇ、そこの君!かっこいいじゃーん。お姉さんたちと遊ぼう?」

「うるせえな、化粧しても醜い素顔が隠しきれてないあんたらと遊ぶ?
吐き気がするんでやめてもらます?」

「ひっ、まだ私20なのに・・・」

本当周りがバカばっかでうざい。
・・・俺も含めて恋に目がくらんでるやつらなんてバカしかいないな
ポケットの中の携帯が震える。
「もしもし関口、・・・・あー姫を家まで連れて帰ってきてくれる?
彼奴頑固だからよろしく。」

本当甘いよな俺
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