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彼の秘密
第14章 決意
朝が来て母に追い出された。

気分は沈んだまま自分の席に着く

ぎりぎりの時間に学校に着いたからそのままHRがきたからまた誰とも話さなかった。

それが自分に重い枷となってのしかかる

このままじゃだめだ、ちゃんと話をしないと

少しでも変えていかないと
HRが終わって雫は授業の準備をしながら話す機会をうかがった。

いきなり澄に話しかけるのは来まず過ぎるから、手始めに神室からかな。休日話してくれたし

「あ、あのさちょっといい?」

「ん?あ、うん」
そのとき澄が近づいてきて自分を見て一瞬止まった
「神室・・・行こう」
けど目を反らして離れていく

神室は俺を見てごめんと言って澄に付いていった。
胃が委縮して痛くなったけど自分が今までしてきたことだ、仕方ない

荷物を持って移動教室に移動した。
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