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彼の秘密
第17章 部活
暫く顔を出してなかった部活を覗くと、丁度部長が準備をしていたところだった。
「お、暁!久しぶりじゃねぇか。何してたんだぁ?」
先輩は俺を見るやいなや肩を組んで頭をぐりぐりしてきた。
「え、ぁー、まぁいろいろです。」
「まさか、赤点か?」
と何故か彼は期待の眼差しが向けられた
「いや、それは無いですけど」
「ちぇ、仲間じゃないのか」
「先輩赤だったんですか?まさかのシノ先輩が?」
「シノは赤点常連だもん…それでよく部長になれたもんだよねー」
気だるげに欠伸をしながら真浩先輩が入ってきた。あだ名はマッキーと呼ばれてる
「マッキー!おはよう。だって勉強難しいんだもん」
篠さんは犬のように目を輝かせて真浩さんに抱き付く。
「あ、暁君来たんだ。久しぶりー今日は一年生にも大事な話があるから良かったよ来てくれて」
目の下にクマがある先輩はにっこり笑って首を少しだけかしげる
「あ、はいすみませんでした。」
「別に君が休もうが僕には関係ないんだけどね。バンドには迷惑がかかるから極力来たほうがいいよ」
正直、俺はこの先輩が苦手だ。
あまり話をするのも疲れるので、子の先輩とは相槌を打つくらいの会話しかしない
「なーあー、マッキー今日は何する?」
「その前に、シノは勉強だよね。
今日は歌わせないから」
「えー、やだ。歌いたい」
「じゃ、ライブでないんだね?」
笑顔は変わらずだが、その一言で二人の空気が変わったのが肌で感じられた
「わ、わかったよ。勉強するからー怒らないで!」
「別に怒ってないよ?ただ部長が赤点とかありえないし本当は部活に出させるべきじゃないんだよねわかるでしょ?」
「わかったから、怒らないでよー。一年生が怖がってるからぁ」
身長と中身があっていないようなこのコンビの前で一人は辛く、笑顔が引きつるのが感じられた
お願いだから俺に振らないでくれ
「お、暁!久しぶりじゃねぇか。何してたんだぁ?」
先輩は俺を見るやいなや肩を組んで頭をぐりぐりしてきた。
「え、ぁー、まぁいろいろです。」
「まさか、赤点か?」
と何故か彼は期待の眼差しが向けられた
「いや、それは無いですけど」
「ちぇ、仲間じゃないのか」
「先輩赤だったんですか?まさかのシノ先輩が?」
「シノは赤点常連だもん…それでよく部長になれたもんだよねー」
気だるげに欠伸をしながら真浩先輩が入ってきた。あだ名はマッキーと呼ばれてる
「マッキー!おはよう。だって勉強難しいんだもん」
篠さんは犬のように目を輝かせて真浩さんに抱き付く。
「あ、暁君来たんだ。久しぶりー今日は一年生にも大事な話があるから良かったよ来てくれて」
目の下にクマがある先輩はにっこり笑って首を少しだけかしげる
「あ、はいすみませんでした。」
「別に君が休もうが僕には関係ないんだけどね。バンドには迷惑がかかるから極力来たほうがいいよ」
正直、俺はこの先輩が苦手だ。
あまり話をするのも疲れるので、子の先輩とは相槌を打つくらいの会話しかしない
「なーあー、マッキー今日は何する?」
「その前に、シノは勉強だよね。
今日は歌わせないから」
「えー、やだ。歌いたい」
「じゃ、ライブでないんだね?」
笑顔は変わらずだが、その一言で二人の空気が変わったのが肌で感じられた
「わ、わかったよ。勉強するからー怒らないで!」
「別に怒ってないよ?ただ部長が赤点とかありえないし本当は部活に出させるべきじゃないんだよねわかるでしょ?」
「わかったから、怒らないでよー。一年生が怖がってるからぁ」
身長と中身があっていないようなこのコンビの前で一人は辛く、笑顔が引きつるのが感じられた
お願いだから俺に振らないでくれ