この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
彼の秘密
第18章 二人の時間
「今までの人達は、俺に媚を売ったりべたべた引っ付いてくるのが大半で「疲れないんですか?」って言われたのは初めてだった雫にはねそんな気持ちはなかったと思うけど本当に嬉しくて
それに、俺にはない魅力に一瞬で引き付けられたんだ。
そんな感情は初めてで向けられる好意に嫌悪感なんか微塵も感じなくて、ずっと側に居たいって思った。
俺には今が本当に夢みたいで嬉しいんだだから大切にこんなしたいなら場所に連れてくるべきじゃなかった、変な誤解をうむことになってごめん。確かに今までの子とはそういうのしてたけど、雫にはねそんな乱暴なことはしない。信用してほしい」
彼は椅子から立ち上がって俺に近づいてきた
「なら、尚更こんな場所に」
「家だと盗聴される危険性があるんだ。別に君を襲うとかはしない。ただ」
と、彼は俺の背中に手を回して引き寄せられた
「こうしたくて、人の目を気にせずに・・・
ねぇ、あの子に何をされたのか教えて
怒らないからちゃんと言って」
急にそんなことをされ耳もとで聞こえる彼の声に心臓がばくばくいった
「だ、だめです!先輩に教えられる内容じゃ」
「そんなに酷いことをされたの?」
「ぇぁわ、忘れてください!俺だって」
「わかった、じゃあ聞かないから。
もっと近づきたい」
ぎゅっと抱き締められる力がこもった気がした
けど、俺は彼の胸を押して少し距離をとった
先輩の目をみて話したかった
「・・・その,俺も取り乱してすみません
ただ、ちょっと怖くて。不意に聞いてしまったこともあって
付き合うのも初めてだし、まして男同士なんて普通じゃないことはわかってるんです。
けど、俺はあなたの側を離れたくない。
でも、遊びなら触れてほしくはないんです
・・・辛いから」
涙腺から今にも出そうだった、こんな言葉を言うのが辛かった。本当は触れたい触れて欲しい
「遊びじゃないよ、遊びなんかじゃない」
「・・・じゃあもう、女の人とこんなところで」
「それはもうしてない、するつもりもない」
じっと彼を見る、嘘をついてるようには見えなかった。
ふぅと息を吐いて、彼に近づき背中に腕を回した
「もうちょっとだけ、こうしてていいですか?
それと、腕・・・ちょっと痛かったです」
顔から火が吹いたように熱かった。
「うん、ありがとう」
彼も同じように腕を背中に回してぎゅっと優しく抱き締めて返した
それに、俺にはない魅力に一瞬で引き付けられたんだ。
そんな感情は初めてで向けられる好意に嫌悪感なんか微塵も感じなくて、ずっと側に居たいって思った。
俺には今が本当に夢みたいで嬉しいんだだから大切にこんなしたいなら場所に連れてくるべきじゃなかった、変な誤解をうむことになってごめん。確かに今までの子とはそういうのしてたけど、雫にはねそんな乱暴なことはしない。信用してほしい」
彼は椅子から立ち上がって俺に近づいてきた
「なら、尚更こんな場所に」
「家だと盗聴される危険性があるんだ。別に君を襲うとかはしない。ただ」
と、彼は俺の背中に手を回して引き寄せられた
「こうしたくて、人の目を気にせずに・・・
ねぇ、あの子に何をされたのか教えて
怒らないからちゃんと言って」
急にそんなことをされ耳もとで聞こえる彼の声に心臓がばくばくいった
「だ、だめです!先輩に教えられる内容じゃ」
「そんなに酷いことをされたの?」
「ぇぁわ、忘れてください!俺だって」
「わかった、じゃあ聞かないから。
もっと近づきたい」
ぎゅっと抱き締められる力がこもった気がした
けど、俺は彼の胸を押して少し距離をとった
先輩の目をみて話したかった
「・・・その,俺も取り乱してすみません
ただ、ちょっと怖くて。不意に聞いてしまったこともあって
付き合うのも初めてだし、まして男同士なんて普通じゃないことはわかってるんです。
けど、俺はあなたの側を離れたくない。
でも、遊びなら触れてほしくはないんです
・・・辛いから」
涙腺から今にも出そうだった、こんな言葉を言うのが辛かった。本当は触れたい触れて欲しい
「遊びじゃないよ、遊びなんかじゃない」
「・・・じゃあもう、女の人とこんなところで」
「それはもうしてない、するつもりもない」
じっと彼を見る、嘘をついてるようには見えなかった。
ふぅと息を吐いて、彼に近づき背中に腕を回した
「もうちょっとだけ、こうしてていいですか?
それと、腕・・・ちょっと痛かったです」
顔から火が吹いたように熱かった。
「うん、ありがとう」
彼も同じように腕を背中に回してぎゅっと優しく抱き締めて返した