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彼の秘密
第19章 テスト準備期間が来ました
「はぁぁああーー」
重い溜息が,狭い洗面所に響く。
「あー、もう」
気分最悪だ、あんな夢を人様の家でしかも反応してるし・・・
「・・・」
念入りに手を洗うのと同時に、顔も洗った
蛇口の水を止め顔をタオルで拭いたとき、鏡に写ったものに目を細めた
首に何か、出来てる?
赤いシミのようなものが、首筋に1枚の花びらのようについていた
血かと思い、首に手をあてるがいたくも無ければ痒くもない、そして手にもなにもついてこなかった
そこで頭に浮かびあがるものがあった・・・まさか
がっと鏡に近づき、首筋をよーく見た
「えっ、ん?・・・んー??はっ、あー!」
ドアを閉めた洗面所に自分の間抜けた声が響き慌てて口を手で覆った。
朝だから静かにしなきゃ
でも顔は赤く体温もどんどん熱くなっていくし、心臓がバクバクする
こ、これってやっぱり
もう一度確認しようと、顔を鏡に近づけようとしたとき滾々とドアがノックされた
「雫、大丈夫?大きい声聞こえたけど」
「は、はい」
急いでタオルを首にかけてドアをあけるともちろん先輩が立っていた
前髪が少しクシャってなってて、寝起きなのが見て取れて新鮮だ、彼は俺を見るとおはようと笑って頭を撫でた
「おはようございます。・・・先輩、く、首の奴って」
「あぁ、見たんだ。キスマークだよ」
先輩はまるで、朝はパンですか?うん、パンだよという熱量でにこやかにいったから、口が塞がらなかった
重い溜息が,狭い洗面所に響く。
「あー、もう」
気分最悪だ、あんな夢を人様の家でしかも反応してるし・・・
「・・・」
念入りに手を洗うのと同時に、顔も洗った
蛇口の水を止め顔をタオルで拭いたとき、鏡に写ったものに目を細めた
首に何か、出来てる?
赤いシミのようなものが、首筋に1枚の花びらのようについていた
血かと思い、首に手をあてるがいたくも無ければ痒くもない、そして手にもなにもついてこなかった
そこで頭に浮かびあがるものがあった・・・まさか
がっと鏡に近づき、首筋をよーく見た
「えっ、ん?・・・んー??はっ、あー!」
ドアを閉めた洗面所に自分の間抜けた声が響き慌てて口を手で覆った。
朝だから静かにしなきゃ
でも顔は赤く体温もどんどん熱くなっていくし、心臓がバクバクする
こ、これってやっぱり
もう一度確認しようと、顔を鏡に近づけようとしたとき滾々とドアがノックされた
「雫、大丈夫?大きい声聞こえたけど」
「は、はい」
急いでタオルを首にかけてドアをあけるともちろん先輩が立っていた
前髪が少しクシャってなってて、寝起きなのが見て取れて新鮮だ、彼は俺を見るとおはようと笑って頭を撫でた
「おはようございます。・・・先輩、く、首の奴って」
「あぁ、見たんだ。キスマークだよ」
先輩はまるで、朝はパンですか?うん、パンだよという熱量でにこやかにいったから、口が塞がらなかった