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彼の秘密
第20章 夏休み間近
「いやそこについてはいつも通り何もないよ。何もね・・・それより金はどうしたって今月の家賃入れろってうるさくてさ。
俺いらいらしてて、机ひっくり返したの そしたらさ頭ぶんなぐられてそのまま財布ごと取られて持っていきやがった。
で、夜になって帰ってきたと思ったら、まぁいつも通り中身すっからかんで帰ってきたよ
まじで、殺したい。あいつ」

「それで、むしゃくしゃしたまま篠原に八つ当たりで喧嘩したんだ」

「なんで知ってるんだよ」

「だって、お前が俺のもとに来るときは大体落ち込んでるときだし。
また、切ったでしょ。今日ずっと左気にしてたから」
というと真浩はとっさに左腕を押さえた。
いつも長袖を着ているのはそういう理由からだった。

「うわー、俺のこと見すぎ。キモイすげーキモイ」

「早く仲直りしなよ、彼氏でしょ」

「あいつはそんなんじゃない」

「セフレ?」

「そう。俺他にも抱かれてるし・・・金は、もらってねぇけど」
普段素行の悪い彼だが、その性格は酷く傷つきやすい。それを見せない意地っ張りな性格が余計に状態を悪化させることを本人は理解してるらしいがそれでもやめられない

消えたいなら消えれば良いのに

言わないけど

「ねぇ、暁」
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