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彼の秘密
第21章 夏休み
あのあと、本題に触れることなくたわいもない話ばかりをし時間が過ぎていった
「あー、また落ちたー!」
「私にやらせて結構得意なの」
そして今ゲームセンターで遊んでいる
主に神室と佳奈江、そして雫雫は二人にふりまわされて遊んでる感じだけど
因みに今やっているのは、中高生に人気の狩猟ゲームのマスコットキャラ、ホーク。
猫の形をしているため、意外と女子に人気がある
「ほらぁ、取れた!」
自慢げに景品を掲げるのはいい。でも今じゃないだろ
「お前らさあ、こんなことのために時間無駄にすんなよ」
「やだー、お母さんみたい」
「澄つまんなーい、あっあれも楽しそう!行こう!」
「いえー!」
「あっ、ちょ二人とも!」
「聞けよ、たく・・・」
「ははは、仲良いね皆」
「お前も呑気に見てないでさ、いいの?あいつに何も言わなくて」
「謝りに来たけど、それを今迷ってる。」
「なんで?」
「俺にそんな権利あったのかなって、」
「めんどくせぇなぁ」
「てかさっきまで俺に対して敵意むき出しだったくせにどうしたの」
「・・・別に許したわけじゃない。けど、俺がおまえに怒るのも違う」
「大人だね、あのさ謝るのは簡単なことだと思う。でも俺はちゃんと遊べる仲になりたいんだ。
二人みたいにさ」
「今は無理だろ・・・てか実際襲ったの?」
「しかけた」
「あー歯、食いしばれ」
左頬に衝撃が走って、尻餅を着いた。ズキンズキンと頬と口のなかが傷む。
おまけに鉄の味がしてきた
「これで許してやるから、さっさと謝ってこい!」
「澄」
正直怒りに染まった表情で、許しているようには見えないけど、それでも一応は許してもらえたらしい
そのちぐはぐさが少しおかしい
「ぷ、あはは」
「なに笑ってんだ?」
「ううん、ありがと。何か気が引き締まった。俺、謝ってくるよ」
「撃沈してこい」
「うん、そうだね。あのさ一緒に」
「何言ってやがる一人で行け、土下座して笑われてこい」
「だよね、わかった。・・・あっ、最後に」
「澄はそうなの?」
「あっ?」
「ゲイなわけ?雫のこと好きなんでしょ」
「ゲイじゃないけど」
「そっか・・・俺はそうだよ。すごいね澄は・・・ううん、雫もか。
じゃあ言ってくるよ」
「おう」
背中を見送りながら、先ほど殴った右手をまた握る
これでも譲った方だぞ、今度あいつに何か買わせよ
「あー、また落ちたー!」
「私にやらせて結構得意なの」
そして今ゲームセンターで遊んでいる
主に神室と佳奈江、そして雫雫は二人にふりまわされて遊んでる感じだけど
因みに今やっているのは、中高生に人気の狩猟ゲームのマスコットキャラ、ホーク。
猫の形をしているため、意外と女子に人気がある
「ほらぁ、取れた!」
自慢げに景品を掲げるのはいい。でも今じゃないだろ
「お前らさあ、こんなことのために時間無駄にすんなよ」
「やだー、お母さんみたい」
「澄つまんなーい、あっあれも楽しそう!行こう!」
「いえー!」
「あっ、ちょ二人とも!」
「聞けよ、たく・・・」
「ははは、仲良いね皆」
「お前も呑気に見てないでさ、いいの?あいつに何も言わなくて」
「謝りに来たけど、それを今迷ってる。」
「なんで?」
「俺にそんな権利あったのかなって、」
「めんどくせぇなぁ」
「てかさっきまで俺に対して敵意むき出しだったくせにどうしたの」
「・・・別に許したわけじゃない。けど、俺がおまえに怒るのも違う」
「大人だね、あのさ謝るのは簡単なことだと思う。でも俺はちゃんと遊べる仲になりたいんだ。
二人みたいにさ」
「今は無理だろ・・・てか実際襲ったの?」
「しかけた」
「あー歯、食いしばれ」
左頬に衝撃が走って、尻餅を着いた。ズキンズキンと頬と口のなかが傷む。
おまけに鉄の味がしてきた
「これで許してやるから、さっさと謝ってこい!」
「澄」
正直怒りに染まった表情で、許しているようには見えないけど、それでも一応は許してもらえたらしい
そのちぐはぐさが少しおかしい
「ぷ、あはは」
「なに笑ってんだ?」
「ううん、ありがと。何か気が引き締まった。俺、謝ってくるよ」
「撃沈してこい」
「うん、そうだね。あのさ一緒に」
「何言ってやがる一人で行け、土下座して笑われてこい」
「だよね、わかった。・・・あっ、最後に」
「澄はそうなの?」
「あっ?」
「ゲイなわけ?雫のこと好きなんでしょ」
「ゲイじゃないけど」
「そっか・・・俺はそうだよ。すごいね澄は・・・ううん、雫もか。
じゃあ言ってくるよ」
「おう」
背中を見送りながら、先ほど殴った右手をまた握る
これでも譲った方だぞ、今度あいつに何か買わせよ