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彼の秘密
第21章 夏休み
「もう、運いいわよねえー。石川県って何があるのかしら。皆で行きましょうよ!」
と母がチケットを眺めながら目を輝かせている。
そのチケットを見てみると
「なぁ、母さん。これペアチケットだよ。家族では無理じゃ。」
「えっ、あら本当だ。うーん。・・・そうだ!二人分だせばいいのよ!?
なら家族で行けるでしょ?久しぶりに家族で出かけましょうよ。」
と母はもうそれはそれは楽しそうに言ってたけど。
「俺はいいよ、父さんと二人で行ってきなよ。
美花は俺が見とくから。なっ美花」
「おかあさんと離れるのいや!」
と妹は泣いてお母さんの足に抱き付く。それはまぁかわいいんだがそういうわけにもいかない。
やっぱり二人だけの時間って必要だろうし
「美花、お兄ちゃんがいっぱい遊んであげるから。」
「いや!おかあさんと一緒にいるの!」
と断固拒否。
そこまで言われると流石に傷つくんだが。
母は、くすくす笑って美花の頭を撫でながらなだめている。
「いいのよ、ねぇ?美花。一緒に行きたいよね。
ほらあなたも行かない?」
「うーん、でもなぁ。
いや!別に行きたくないわけじゃなくて、あのーほら!講習があるからさ!
講習とかでないと勉強に追いつけなくなるし、それに日にちを見ると来週じゃん!部活もあるからやっぱり遠慮しとくよ」
「そう?・・・うーんなら行ってくるわね。」
「うん、楽しんできて。」
というわけで俺を除き家族は旅行に行くことになった。
と母がチケットを眺めながら目を輝かせている。
そのチケットを見てみると
「なぁ、母さん。これペアチケットだよ。家族では無理じゃ。」
「えっ、あら本当だ。うーん。・・・そうだ!二人分だせばいいのよ!?
なら家族で行けるでしょ?久しぶりに家族で出かけましょうよ。」
と母はもうそれはそれは楽しそうに言ってたけど。
「俺はいいよ、父さんと二人で行ってきなよ。
美花は俺が見とくから。なっ美花」
「おかあさんと離れるのいや!」
と妹は泣いてお母さんの足に抱き付く。それはまぁかわいいんだがそういうわけにもいかない。
やっぱり二人だけの時間って必要だろうし
「美花、お兄ちゃんがいっぱい遊んであげるから。」
「いや!おかあさんと一緒にいるの!」
と断固拒否。
そこまで言われると流石に傷つくんだが。
母は、くすくす笑って美花の頭を撫でながらなだめている。
「いいのよ、ねぇ?美花。一緒に行きたいよね。
ほらあなたも行かない?」
「うーん、でもなぁ。
いや!別に行きたくないわけじゃなくて、あのーほら!講習があるからさ!
講習とかでないと勉強に追いつけなくなるし、それに日にちを見ると来週じゃん!部活もあるからやっぱり遠慮しとくよ」
「そう?・・・うーんなら行ってくるわね。」
「うん、楽しんできて。」
というわけで俺を除き家族は旅行に行くことになった。