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彼の秘密
第21章 夏休み
「腰たたない」
ソファの上で毛布にくるまりながら横たわる。
それに対してあれからすこし余韻に浸った後雫を風呂まで運び、後処理をしてから、汚れたシーツを洗濯機で回し再び雫をソファまで運んだ暁は、シャワーを浴び、首にタオルを掛けたまま台所から緑茶を持って現れる。
体を起こしそれを受け取ってカラカラになった喉を潤した
「ぴんぴんしてません?」
「ごめん、加減効かなくて。どうする今日は泊まっていく?」
「あー...親に言っておきます。」
「うん、あー疲れた」
「えっちょあぶっ...な」
そう言って暁はがばっと俺の膝を枕にする、その弾みで持っていたコップの中身が揺れ零れそうになった
彼はというと、そんなことお構い無く気持ち良さそうにふにゃって笑っていた
「暁って結構甘えたですよね」
「こんなことするの、雫にだけ」
「本当ですか?今まで散々女をとっかえひっかえしていたんでしょう?」
「えー、酷いなぁまぁそうだけど、本気で好きになったのは君だけだよ。神に誓ってね」
ソファについていた左手に指を絡めて、ぎゅっと握られる。
「...ッ」
じわっと伝わる熱と、長い睫毛からまっすぐ見つめる黒い瞳に引っ張られコクりと首を縦に振る
「あ、あの2日やっぱりどこか行きます?」
「俺としては...二人で祭りに行きたいな。
二人きりでだよ?」
「2日ってここらへんでやっているところありました?」
「ないよ、だから2日じゃなくて、夏休みの最後の日。2日は雫の行きたいところでいいよ」
「8月31日、開けておきます。じゃあ2日は...買い物します?
あ、男二人でって変ですかね」
「俺は気にならないよ、良いね買い物行こう」
「あっ、はい!」
ソファの上で毛布にくるまりながら横たわる。
それに対してあれからすこし余韻に浸った後雫を風呂まで運び、後処理をしてから、汚れたシーツを洗濯機で回し再び雫をソファまで運んだ暁は、シャワーを浴び、首にタオルを掛けたまま台所から緑茶を持って現れる。
体を起こしそれを受け取ってカラカラになった喉を潤した
「ぴんぴんしてません?」
「ごめん、加減効かなくて。どうする今日は泊まっていく?」
「あー...親に言っておきます。」
「うん、あー疲れた」
「えっちょあぶっ...な」
そう言って暁はがばっと俺の膝を枕にする、その弾みで持っていたコップの中身が揺れ零れそうになった
彼はというと、そんなことお構い無く気持ち良さそうにふにゃって笑っていた
「暁って結構甘えたですよね」
「こんなことするの、雫にだけ」
「本当ですか?今まで散々女をとっかえひっかえしていたんでしょう?」
「えー、酷いなぁまぁそうだけど、本気で好きになったのは君だけだよ。神に誓ってね」
ソファについていた左手に指を絡めて、ぎゅっと握られる。
「...ッ」
じわっと伝わる熱と、長い睫毛からまっすぐ見つめる黒い瞳に引っ張られコクりと首を縦に振る
「あ、あの2日やっぱりどこか行きます?」
「俺としては...二人で祭りに行きたいな。
二人きりでだよ?」
「2日ってここらへんでやっているところありました?」
「ないよ、だから2日じゃなくて、夏休みの最後の日。2日は雫の行きたいところでいいよ」
「8月31日、開けておきます。じゃあ2日は...買い物します?
あ、男二人でって変ですかね」
「俺は気にならないよ、良いね買い物行こう」
「あっ、はい!」