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彼の秘密
第21章 夏休み
家の前に止めて貰ったタクシーから降りて、空を見上げると満月だった。
普段は綺麗だと思うそれに何も抱かず玄関に鍵を差し込む
「ただいま」
返事が返って来ないことでようやく、家族が居なくなった事に実感が湧いた

自分に渡されたのは、家族の私物。
骨は祖母たちが引き取った、せめてもと頼んでのそれだった

一人では広すぎる部屋、夏なのに誰かに温めて欲しい
そう思ったら、頬に暖かいものが伝った
涙だと感じれば止められなかった、つぎつぎと涙をあふれさせ喉を震わせ地面に崩れた
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