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彼の秘密
第5章 日常
神室と澄組と雅、真姫組をまって、かれこれ20分が経とうとしていた。
雫は荷物をまとめ後、暇潰しがてらに自分の席で数学の課題に手を出していた。
うわ、この問題嫌いなんだよなぁ。
えーと、これはこの数式を使って、この数字をAとしてっと、それから計算してまとめて・・・解けた!
これで、終わりか・・・もうちょっと先に進めとこ。次の中間で良い順位取りたいし。
と、勉強の集中が高まり始めたときに後ろから
「精が出てるな、だが一年は部活見学だぞ」
と、名簿を肩に置かれた。
「若松先生」
先生は自分のノートを覗き混んで
「お、もう課題終わらせたのか・・・じゃあ明日は暁に当てようかな。」
「げ、それは勘弁してください。」
「げ、とはなんだ。その分内申点やるのに。」
「えっ、マジっすか!やります。」
内申は上限10点だから、それ以上もらうことは出来ないが無いよりかはあった方が良い。
「じゃあ、頼むよ。で?部活はどうした」
「あっ、今友達がどっか行ってて待ってます。」
「そうか、じゃあそいつらが来たら早く行けよ」
と、タイミング良くガラッと神室君が入ってきた。
「あれ?ミヤちゃんとマッツンは?」
「真姫君が少し体調崩して、雅君が風にあたらせてくるって出てった。」
てか、澄は?と聞きたかったがまぁトイレでも行ってるんだろう。
「そっか、先生はどうしたんすか?」
「あぁ、教室にまだ残ってる生徒がいるって言うから見に来たんだ。
てか、関口お前授業中寝てるんじゃない。」
「うへ、すみません。」
「なんとか、提出物はきっちり出すから内申はあるものの、ヤバイぞ。
暁を見習え、もう課題終わらせたみたいだぞ。」
「えっ?!まじ!後で見せてー」
「自分でやれ!」
タメ口で先生との会話はコントを見てるみたいで笑えた。
雫は荷物をまとめ後、暇潰しがてらに自分の席で数学の課題に手を出していた。
うわ、この問題嫌いなんだよなぁ。
えーと、これはこの数式を使って、この数字をAとしてっと、それから計算してまとめて・・・解けた!
これで、終わりか・・・もうちょっと先に進めとこ。次の中間で良い順位取りたいし。
と、勉強の集中が高まり始めたときに後ろから
「精が出てるな、だが一年は部活見学だぞ」
と、名簿を肩に置かれた。
「若松先生」
先生は自分のノートを覗き混んで
「お、もう課題終わらせたのか・・・じゃあ明日は暁に当てようかな。」
「げ、それは勘弁してください。」
「げ、とはなんだ。その分内申点やるのに。」
「えっ、マジっすか!やります。」
内申は上限10点だから、それ以上もらうことは出来ないが無いよりかはあった方が良い。
「じゃあ、頼むよ。で?部活はどうした」
「あっ、今友達がどっか行ってて待ってます。」
「そうか、じゃあそいつらが来たら早く行けよ」
と、タイミング良くガラッと神室君が入ってきた。
「あれ?ミヤちゃんとマッツンは?」
「真姫君が少し体調崩して、雅君が風にあたらせてくるって出てった。」
てか、澄は?と聞きたかったがまぁトイレでも行ってるんだろう。
「そっか、先生はどうしたんすか?」
「あぁ、教室にまだ残ってる生徒がいるって言うから見に来たんだ。
てか、関口お前授業中寝てるんじゃない。」
「うへ、すみません。」
「なんとか、提出物はきっちり出すから内申はあるものの、ヤバイぞ。
暁を見習え、もう課題終わらせたみたいだぞ。」
「えっ?!まじ!後で見せてー」
「自分でやれ!」
タメ口で先生との会話はコントを見てるみたいで笑えた。