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彼の秘密
第21章 夏休み
腫れた目元に親指が触れた。
「ごめんね、急に脈絡の無いこと言って。
でもね、俺は雫がずっと悲しんでいる姿を見るのは俺も辛い。出来れば笑って欲しいから」

目を覗きこみなごら子供を諭すような優しい声で話す彼の目元にはひっそりと隈が出来ていた。

そういえば携帯をあの日から開いていなかった。
それはずっとポケットの中にいれていたというのに

もしかしたら自分が思っている以上に彼には心配をさせていたのかもしれない。

「ご、ごめんなさい、携帯」

「…あぁ、そんな事どうでも良いよ。
それよりお風呂に浸かって、寝よっか。まだ時間はたっぷりあるし」

「じゃあお風呂沸かしてきますね。洋服は…お父さんので良いですか?」

「うん」

「あと、買い物もしないとなんで一緒に良いですか?」

「もちろん」
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