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彼の秘密
第21章 夏休み
お風呂に入って、買い物をして少し遺品の整理もして。
ついでに携帯の充電も切れていたので充電も済ました。三日ぶりに開いたそれは先輩のはもちろんあったけど、澄や神室、姫に雅からも着信やメールが多く届いていた。
そして皆共通の文が目に入った
「花火見に行こう」
それを見て、また涙がこみ上げてきた。

先輩にだけじゃなく皆にも心配をかけていた、でも皆自分を元気づけようとこうやってメールをくれたんだ。先生が言ったように自分が独りじゃないことを皆が教えてくれる

これでは後ろを振り返ってばかりでは皆に失礼だ

少しずつ元に戻していこう。自分にはそれを支えてくれる仲間がいる。大事な人がいる

涙をぬぐってずっと側にいてくれた先輩の手を上から握った
「暁さん、花火見に行きましょう。皆で」

「そうだね、皆で行こう。」
彼も指を絡ませて離さないというように握った。
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