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彼の秘密
第22章 二期
9月に入り、新学期初日雫は職員室に来ていた
手渡した書類に目を通すのは当然若松先生だ
「必要な書類は揃っているな、だがまぁ本当にお前ら仲良いなぁ」
そう苦笑しながら先輩と俺を見てくる、何を言おうか困っていると助け船が出された
「まぁ、俺も1人暮らしですし丁度引っ越そうかと思っていたので都合が良かっただけですよ
あそこは少し合わなかったので、学生寮の空きがあって良かったです」
「ま、何か困ったら俺に相談しろ。
サポートはしてやるつもりだ…テスト内容とかは教えねぇけどな」
「あはは、では全校集会もあるので失礼致します」
「あぁご苦労さん、今学期も頼りにしているよ
会長さん」
「…失礼致します」
職員室を後にして、ボール1個分の隙間を空けて並んで歩く
「でも、本当に良かったんですか?学生寮に二人でなんて」
「困ることは何もないよ、俺も安心できるしね
合理的に一緒にいれるし良いと思うけどね」
「…あんまり、学校じゃいれないですからね」
「じゃあ、寂しくないようにおまじないかけよっか」
「えっ」
ふいに腕を掴まれ階段裏に連れ込まれた
そして両手で顔をあげさせられると濡れた感触が広口内にがった
「ん…ふ ぁ」
最近、忙しくてそういう空気にならなかったから急に口に広がる快感に腰がガクンと崩れる
それを落ちないように支えながら、唇が離された
「本当にキス弱いよね」
「は…はい」
濡れた唇を細い指先で優しく撫でられながら、意地悪な笑みを浮かべる彼に胸がきゅうとしてしまう
頭がぼーとして、この先を望んでしまう
「放課後、寮で待ってて」
放課後…その後に続くコトを想像するのは容易だった
何も言わずに首を縦にふる、まだ朝だと言うのに気持ちは放課後を待ち遠しくしていた
手渡した書類に目を通すのは当然若松先生だ
「必要な書類は揃っているな、だがまぁ本当にお前ら仲良いなぁ」
そう苦笑しながら先輩と俺を見てくる、何を言おうか困っていると助け船が出された
「まぁ、俺も1人暮らしですし丁度引っ越そうかと思っていたので都合が良かっただけですよ
あそこは少し合わなかったので、学生寮の空きがあって良かったです」
「ま、何か困ったら俺に相談しろ。
サポートはしてやるつもりだ…テスト内容とかは教えねぇけどな」
「あはは、では全校集会もあるので失礼致します」
「あぁご苦労さん、今学期も頼りにしているよ
会長さん」
「…失礼致します」
職員室を後にして、ボール1個分の隙間を空けて並んで歩く
「でも、本当に良かったんですか?学生寮に二人でなんて」
「困ることは何もないよ、俺も安心できるしね
合理的に一緒にいれるし良いと思うけどね」
「…あんまり、学校じゃいれないですからね」
「じゃあ、寂しくないようにおまじないかけよっか」
「えっ」
ふいに腕を掴まれ階段裏に連れ込まれた
そして両手で顔をあげさせられると濡れた感触が広口内にがった
「ん…ふ ぁ」
最近、忙しくてそういう空気にならなかったから急に口に広がる快感に腰がガクンと崩れる
それを落ちないように支えながら、唇が離された
「本当にキス弱いよね」
「は…はい」
濡れた唇を細い指先で優しく撫でられながら、意地悪な笑みを浮かべる彼に胸がきゅうとしてしまう
頭がぼーとして、この先を望んでしまう
「放課後、寮で待ってて」
放課後…その後に続くコトを想像するのは容易だった
何も言わずに首を縦にふる、まだ朝だと言うのに気持ちは放課後を待ち遠しくしていた