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彼の秘密
第5章 日常
「ありがとうございました!
俺たちのバンドは、コピーとオリジナルを少しやってます。
この後もまだまだたっぷりと乗れる曲があるので楽しんでいってください!!
出来れば、入部していってくれたら嬉しいです!」
と、ボーカルの人が言うとギターより弦の少ないギターに似た楽器を持った先輩が出てきてボーカルからマイクをもらった。
「シノ緊張しすぎ、えー、まずバンド名の紹介ですがbitter&sweet,lifeです。
ネーミングセンスないですが、まぁ人生甘いこともあれば、苦いこともあるということでこのボーカルがつけました。」

「え!?俺に責任投げるの?みんな納得してたじゃん!!・・・て無言。
ひど!・・・まぁこんなひどい奴らですが、次の曲に移りましょう。」
とコメントでも皆笑ってて盛り上げている。

スゲーな、俺もここに入ったらあんな風に人を笑わせて、あんなに楽しく部活ができるのかな。
とすくなからず心が躍った。


そして、また2,3曲聞いて今日の部活見学は終わった。
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