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彼の秘密
第6章 球技大会
「で、試合は?」

「あっ、勝ちましたよ。」

「そう、じゃぁ次の試合はいつ?」

「えーと、三試合後ですかね。トーナメント表を見るとお昼が終わった後です。」

「その時間なら、空いてるから俺見に行けるかな。」

「ほんとですか?あっ、先輩の試合は」

「俺のクラスはさっき終わったばっかだから、雫たちのクラスが終わった後だね。」

「じゃあ立て続けで見れますね。」

「ところで、次相手にするチームは?」

「えーと、1-A、aと1-B、aですかね。」

「じゃぁ一軍同士の試合か。見に行ったほうがいいんじゃない?」

「そうですかね。澄見に行く?」

「そうだな、あそこって確か堺兄弟の試合だろ?面白そう。」

「そうなの?」
それは、確かに面白そうだな。
普段から中のいい兄弟が試合でどんな争いをするのかみたい。

「じゃあ見に・・・っ!」
上を見上げた瞬間、頭痛がした。
しかも朝のような中から殴られているような痛み。

おまけに眩暈もしてきたし。どうやら、風邪が本格的にぶり返してきたみたいだ。

「雫?どうした?」
二人が心配そうな顔でこちらをみてる。
あっ、そうだここで風邪ってばれたら帰される。
そんなことになったら、先輩の試合も見れないし。

自分は間違った選択をしてるとは思うけど、それでも先輩の試合や試合を見に来てほしかった。

「いや、少し立ち眩みがしただけ。・・・悪いけど澄先に試合見にいってて。
俺は手洗いに行ってくるから。じゃ、また後で」
と二人の返事も待たずに雫はその場を去った。
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