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彼の秘密
第9章 テスト対策
球技大会が終わると教室の空気は重たくなっていた。
放課後はいつも部員で賑わうグラウンドには誰も気配はなく、次々と帰宅する生徒教室に残る生徒が増える。
俺達も例外ではなく帰路についていた。
「勉強したくねぇ。ミヤちゃ~ん遊ぼう?」
「うっさい神室。俺は姫に勉強教えるの。お前は遊ぶんじゃなくて勉強しろ。」
「俺は皆で勉強しないと身の危険が・・・」
「姫?みっちりヤルからね?」
雅は嬉しそうに姫のノートを指で二回とんとんと叩く
「離れろ、あと字が違う!」
そう、皆のテンションが低いのは勉強=中間テストだからだ。
楽しいことがあった後の苦痛がテストだから皆うんざりしていた。
「神室、俺と勉強する?」
「へっ?いや俺遊びたい」
「勉強しないと赤点やばくない?普段寝てるんだし」
「そうだな、こいつ寝てばかりだもんな」
「・・・皆してそうやって俺を苛めるんだね?!この人でなし!」
と、主に神室をいじりながら帰った日のこと家に着くとメールが入っていた。
放課後はいつも部員で賑わうグラウンドには誰も気配はなく、次々と帰宅する生徒教室に残る生徒が増える。
俺達も例外ではなく帰路についていた。
「勉強したくねぇ。ミヤちゃ~ん遊ぼう?」
「うっさい神室。俺は姫に勉強教えるの。お前は遊ぶんじゃなくて勉強しろ。」
「俺は皆で勉強しないと身の危険が・・・」
「姫?みっちりヤルからね?」
雅は嬉しそうに姫のノートを指で二回とんとんと叩く
「離れろ、あと字が違う!」
そう、皆のテンションが低いのは勉強=中間テストだからだ。
楽しいことがあった後の苦痛がテストだから皆うんざりしていた。
「神室、俺と勉強する?」
「へっ?いや俺遊びたい」
「勉強しないと赤点やばくない?普段寝てるんだし」
「そうだな、こいつ寝てばかりだもんな」
「・・・皆してそうやって俺を苛めるんだね?!この人でなし!」
と、主に神室をいじりながら帰った日のこと家に着くとメールが入っていた。