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彼の秘密
第9章 テスト対策
食事が終わって、お腹も満たされて眠くなる時間だけど、さっき寝たばかりだから勉強を取り戻さないといけない。
食器を片付けて片付いたテーブルの上にノートを広げたら、先輩がお茶を持ってきてくれた

「ありがとうございます。」
けど、俺は先輩の目を見れずにいた。
なんか、意識しちゃうんだけど・・・心臓が痛い

早く収まってくんないかな

「どうしたの?顔赤いけど暑い?」

「ふぇ?あ、ぁあいや、はい。その・・・暑いかな?」
うわ、俺めっちゃ挙動不審。

「じゃあ、クーラー付けるね。あっ、そうだ」
先輩はエアコンのリモコンをいじりながら思いついたように声をあげ、振り向いた。

「勉強教えてあげよっか。」

「えっ、でも先程も教えてくれたし先輩の勉強も大変じゃ」

「自分の勉強はもう終わってるよ
それに、さっきとは違う方式でやるから一層固められると思うんだけど」

さっきとは違うのか・・・・まぁ、より強固な壁を作っとく分には良いかも。

「じゃ、じゃあお願いします、」
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