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彼の秘密
第9章 テスト対策
「おはよう」
「ひっ!」
上から降り注いだ声に心臓がびっくりしてそれが声になった。
そっと上を見ると先輩がぱっちり目を開けていた。
「うわー、朝から傷つくなぁ」
そういう彼はさほど傷ついた風ではなくただからかってるだけみたいだ。
「おはようございます。・・・先輩」
「うん」
彼はにっこり笑いながら、俺の腰から手を離そうとしない。
「あ、あの手」
そういっても先輩は手を離そうとしない。
流石に困ってきてると先輩が口を開いた。
「ぁあごめんね。こうでもしないとベッドから落ちそうだから。
ほらこれシングルだし。
そんなことより雫こそ俺のシャツ掴んでどうしたの?」
シャツ?
俺は自分の手元を見た。
いつの間に先輩のシャツを掴んでいたんだ?!
「え、いや、なんででしょうか?ごめんなさい」
「なんか、謝られると傷つくなぁ。そんなに嫌?」
「えっ?」
そういえば恥ずかしいけど嫌じゃない
「いや、じゃないです」
「そう、ならいいんだけど。ならもうちょっとこうしてよっかな。」
と少しだけ頭を上げて、その下に引いていた腕をこちらに伸ばしてきた。
「はい、腕枕」
「ひっ!」
上から降り注いだ声に心臓がびっくりしてそれが声になった。
そっと上を見ると先輩がぱっちり目を開けていた。
「うわー、朝から傷つくなぁ」
そういう彼はさほど傷ついた風ではなくただからかってるだけみたいだ。
「おはようございます。・・・先輩」
「うん」
彼はにっこり笑いながら、俺の腰から手を離そうとしない。
「あ、あの手」
そういっても先輩は手を離そうとしない。
流石に困ってきてると先輩が口を開いた。
「ぁあごめんね。こうでもしないとベッドから落ちそうだから。
ほらこれシングルだし。
そんなことより雫こそ俺のシャツ掴んでどうしたの?」
シャツ?
俺は自分の手元を見た。
いつの間に先輩のシャツを掴んでいたんだ?!
「え、いや、なんででしょうか?ごめんなさい」
「なんか、謝られると傷つくなぁ。そんなに嫌?」
「えっ?」
そういえば恥ずかしいけど嫌じゃない
「いや、じゃないです」
「そう、ならいいんだけど。ならもうちょっとこうしてよっかな。」
と少しだけ頭を上げて、その下に引いていた腕をこちらに伸ばしてきた。
「はい、腕枕」