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彼の秘密
第9章 テスト対策
「はぁ、ほんととおは手癖悪いヨネ~。また、たんこぶ出来ちゃった」
涙目で頭をさする神室、こいつと一緒にいるとこんなことが多い気がする。
これでも俺は暴力はこいつ以外には振るわない。
「お前は俺のことをからかいすぎなんだよ!・・・ったく!でお前は何が言いたいわけ?」
「えー、わかんないかなぁ?」
「もう一発殴るぞ」
「はいはい、優しい俺が教えてあげますよー。
つまりあっちと「同じ」ことをやればいいんだよー」
「・・・なるほど、じゃあ勉強に誘えばいいんだな?!」
すると、神室は眉尻を上げるように呆れた。
まさに、はぁ?という顔だ
「違う!・・・ねぇ、トオってバカ?馬鹿なの?いや、馬鹿なんだね
相手と同じことしてどおすんの!?
てか、勉強会でいちゃいちゃってトオには無理!
絶対ムリ!、だってシズよりバカだもん!」
「バカバカうっせえよ!じゃあどおすりゃあいいんだよ!お前が同じことって言ったんだろ!」
「だーかーらー!!デートに誘えってこと!」
「・・・・デート?・・・っつバカ」
「あっれ~?トオって童て・・・」
「なわけあるか!てか、あいつだし。それ」
「あっそうなんだ。・・・・ほっほぉ。これは益々取られたら嫌だねー。」
「?」
「だってー、シズの初めてがあの経験豊富そうな先輩に獲られるんだよ?」
「はじめて・・・な、なななにいってんだよ!?」
「・・・・トオってシズのことになるとピュアすぎて面白いね。
でも、すごいめんどくさい!!
そんなんで、あの先輩に勝てるとでも?!
なわけあるか!!
早くデート誘う!わかった?」
「あーもう!わかったよ誘えばいいんだろ?!
誘えば!」
と、ドア付近に置いていたiPhoneを取ろうとしたら
「いい加減うるさい!!何してんの!?」
バン!と音と共にドアが勢い良く開き母が入ってきた。
画面の割れる音が鳴った
涙目で頭をさする神室、こいつと一緒にいるとこんなことが多い気がする。
これでも俺は暴力はこいつ以外には振るわない。
「お前は俺のことをからかいすぎなんだよ!・・・ったく!でお前は何が言いたいわけ?」
「えー、わかんないかなぁ?」
「もう一発殴るぞ」
「はいはい、優しい俺が教えてあげますよー。
つまりあっちと「同じ」ことをやればいいんだよー」
「・・・なるほど、じゃあ勉強に誘えばいいんだな?!」
すると、神室は眉尻を上げるように呆れた。
まさに、はぁ?という顔だ
「違う!・・・ねぇ、トオってバカ?馬鹿なの?いや、馬鹿なんだね
相手と同じことしてどおすんの!?
てか、勉強会でいちゃいちゃってトオには無理!
絶対ムリ!、だってシズよりバカだもん!」
「バカバカうっせえよ!じゃあどおすりゃあいいんだよ!お前が同じことって言ったんだろ!」
「だーかーらー!!デートに誘えってこと!」
「・・・・デート?・・・っつバカ」
「あっれ~?トオって童て・・・」
「なわけあるか!てか、あいつだし。それ」
「あっそうなんだ。・・・・ほっほぉ。これは益々取られたら嫌だねー。」
「?」
「だってー、シズの初めてがあの経験豊富そうな先輩に獲られるんだよ?」
「はじめて・・・な、なななにいってんだよ!?」
「・・・・トオってシズのことになるとピュアすぎて面白いね。
でも、すごいめんどくさい!!
そんなんで、あの先輩に勝てるとでも?!
なわけあるか!!
早くデート誘う!わかった?」
「あーもう!わかったよ誘えばいいんだろ?!
誘えば!」
と、ドア付近に置いていたiPhoneを取ろうとしたら
「いい加減うるさい!!何してんの!?」
バン!と音と共にドアが勢い良く開き母が入ってきた。
画面の割れる音が鳴った