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タイムリミット365
第8章 少しの変化

うっすらと開いた唇に、舌を這わしていくと、輝翔の舌が私の舌に絡まってくる。
その舌を強く吸い上げると、輝翔がピクッと反応した。
唇を離して見つめ合うと、輝翔の瞳が潤んでキラキラと揺れていた。
輝翔…感じてくれてるんだ…。
自分の中で何か熱くなるものを感じながら、私は輝翔の耳から首筋に舌を這わせていく。
いつも、輝翔がしてくれるように、輝翔の体を愛していく。
輝翔…。
私を感じて…。
私を求めて…。
そんな思いを込めて、輝翔への愛撫を続けた。
「羽音…はぁっ…。んっ…。」
時折洩れる輝翔の甘い吐息が私の体を熱くしていく。
輝翔には何も触れられていないのに、いつも輝翔に愛されている時と同じくらいに、私の体は熱を帯びて疼いていた。

