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タイムリミット365
第8章 少しの変化
「あぁ…羽音。変われ!!」
「ちょっ…!輝翔!」
今まで静かに瞳を閉じていた輝翔が、急に私の体を抱き締めて、あっと言うまに私の体は輝翔の下に移動してしまった。
さっきまで潤んでいた輝翔の瞳は、すっかりと獲物を捕らえるようなオスの瞳に変わっている。
真っ直ぐに私を見つめて、輝翔が言った。
「女に抱かれるのは、やっぱ俺にはあわねぇーよ。羽音が仕掛けてきたんだからな。覚悟しろよっ。」
さっきまでは、あんなに可愛らしかったのに…。
もう少しそんな輝翔を見ていたかったのにな…。
この先、輝翔の体が辛くなってきても、輝翔はこのスタンスを変えないのだろうか…?
そんな事を考えていられたのは、本当に少しの時間だけで、私はすぐにまた、輝翔によって快楽の波に飲み込まれていく。