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タイムリミット365
第8章 少しの変化
やっぱり、輝翔にはかなわない…。
この先、体の関係がもてなくなっても、輝翔は私を愛してくれるのだろうか?
そして、私はそんな輝翔を癒していけるのだろうか?
輝翔の激しく甘い愛撫に酔いしれながら、この幸せが長く続く事を祈る。
きっと輝翔は、大丈夫。
何も根拠のない自信だけで、今の私は支えられている。
そんないつ壊れるかもしれない自信だけが、私の唯一すがれるものだから。
輝翔に出逢ってから、輝翔に思うまま抱かれた体は、もう輝翔以外の人には、反応しない。
輝翔しか、私の体を満たす事は出来ないだろう。
「うたっ…お前の中に入りたい…。」
耳元で色っぽく囁かれた輝翔の声が、私を更に高めていく。