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タイムリミット365
第9章 最期の作品
オッホン!!
見つめあい、微笑む私達に、浅沼さんがわざとらしく咳払いをした。
あっ!
恥ずかしくなって、慌てて輝翔から瞳をそらした。
「そういうのは、家でやれよ!俺に見せつけないでいいわ。」
「別に何もしてないだろ。お前、さっきから、やけに絡むな。なんだ?羨ましいのか?」
「はいはい、羨ましいですよっ!」
「何だ?その言い方は、可愛くねーな。」
「えっ?俺に可愛さを求めてたのか?」
「バーカ!そんなんじゃねーよっ!」
言い合う二人は、すごく楽しそうで、昔からこんな感じだったんだろうな?と、感じる事ができる。
いいな。
こういう友人関係って。