この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
タイムリミット365
第3章 365日の時間

「ちょっ…輝翔…!だめっ!」


そう言って輝翔の肩を強く押そうとした私の両手が、輝翔のそれによって、布団の上に押さえ付けられた。

そのまま真っ直ぐに上を見ると、輝翔の顔が真ん前にあって、私を見つめている。

でも、その表情に愛情とかそういった感情は全く感じない。

寧ろ冷たささえ感じる輝翔の瞳に、私は恐怖をおぼえた。

ダメ…逃げなきゃ…。


「やっ!きら…とっ!!」

「おとなしくしていろ!すぐに良くなる。お前は俺の恋人だろ?黙って俺に抱かれて感じていればいいんだ。余計な事は、考えるな。」

「………っ!!」


そう言った輝翔の唇が、私の唇を塞いだ。

口の中に広がる輝翔の唾液が、私のそれと交わる。

私は静かに瞳を閉じた。

そっか…。

恋人契約って、こういう事か…。

私は輝翔が言った言葉の意味を勝手に理解する。

私もセックスは嫌いじゃない。

それに愛がなくても、求められている事が嬉しかった。

こんな私でも、欲しいって思ってもらえるんだ。

それが愛じゃなく性欲であっても、求められる事は嬉しかった。

/185ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ