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タイムリミット365
第12章 遺された愛

お前からの最期の頼み事は、羽音ちゃんの事だった。

成海に頼まれなくても、もちろん俺は、羽音ちゃんを支えようと思っていた。

お前の大切な恋人なんだからな…。

当然の事だろ。


「大丈夫だ。安心しろ。」

「浅沼…ありがとうな。」

「何だよ。調子狂うだろっ。成海らしくないぞ。」

「そうだな。じゃあな。お前が友達で良かった。」

「俺もだ。」

「元気でな!!」


そう言って電話は切れた。

あいつは、自分の最期をちゃんと分かっていた。

でも、その様子を周りには全く見せなくて、どこかでまだ、あいつが死ぬなんて事はないと思っていたんだ。

でも、お前は本当に逝ってしまった。

苦しむ事なく、静かに…。

愛する人に、見守られながら…。


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