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タイムリミット365
第4章 目覚めていく体

「釣りしてたんだな。今度は一緒に行こうな。」

「うん!でもね、1人でもすごく楽しかった。」

「そうか。それは良かったな。帰ったら、さばいて刺身にしてやるよ。」

「え?輝翔、魚さばけるの?」

「あぁ。ずっと海の近くに住んでるからな。」

「お刺身…楽しみだぁ!!」


輝翔が魚の入ったバケツを持ってくれ、もう1つの手で、私と手を繋いでくれる。

繋いだ手から輝翔の優しさを感じた。

ただ一年だけの恋人なのに、本当の恋人のように優しくしてくれる輝翔に、私はいつの間にか、惹かれていった。

その思いが強くなればなるほど、自分が辛くなるのはわかっているのだけど…。

このままずっと、輝翔と過ごしていけたら、きっと楽しいんだろうな…。

輝翔が私の事を、どう思っているかはわからないけど、私は輝翔の事を少しずつ好きになっていった。

365日のカウントダウンは、どんどん減っていく。

思いが強くなればなるほど、余計にそう感じた。

この頃の私なら、まだ後戻り出来たのに…。

残りのカウントダウンの中、私はどんどん輝翔にはまってしまうんだから…。


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