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タイムリミット365
第6章 向き合う事

「ごめん。羽音、ごめんな。」

「輝翔…それは何のごめん?話せないっていうごめん?それとも傷つけてごめんのごめん?」

「どっちもかな…。」

「輝翔…やっぱり私には話せない?」

「少し時間をくれないか?今、ここで話すのも、違うと思うんだ。」

「うん…。」

「そう悲しい顔するなよ。」

「だって…。」


俯いた私の頬を輝翔の手が優しく撫でる。

あったかい輝翔の手。

私はこんなに輝翔が好きなのに、輝翔は違うんだよね…。


「さっきな、お前の呼吸が止まって俺、初めて気付いた。お前の事、思っていた以上に必要なんだって。」

「輝翔…ほんとに?」

「あぁ。俺な、羽音と会ったのあの日が初めてじゃないんだ。」

「えっ?」


私と輝翔は、どこかで出逢っていたの?

あの日が初めてじゃないの?

私は輝翔を知らなかったのに、輝翔はあの日よりもっと前から、私を知っててくれてたんだ…。


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