パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 少しの変化

｢料理の世界も奥が深いんだなぁ。｣


今までそんなに料理に興味はなくて、簡単に作れる物くらいしか作った事がなかった。

でも、輝翔と暮らすようになって、誰かの為に作る楽しさを知った。

味はもちろんの事、色合いとか盛り付けとか、そんな所にもこだわるようになって、そんな料理を輝翔が美味しいと褒めてくれる事が何より嬉しくなっていた。

さて、今日は何にしようかなぁ。

ﾊﾟｿｺﾝの画面に映る料理は、どれもすごく美味しそうで迷ってしまう。

簡単ですぐに作れて、美味しい物がいいなぁ。

うーん。

どうしようかなぁ。

冷蔵庫の中にある食材を調べて、献立を考える。

買い出しに行った食材も、もうほとんど使いきっていて、冷蔵庫の中はｽｯｷﾘとしていた。

卵、お肉、玉ねぎがあるし…。

親子丼とお吸い物にしようかな。

輝翔、確か丼物好きだったから、今日は親子丼に決めた！！