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タイムリミット365
第8章 少しの変化

「よく寝たから、腹減った。」
「それにしても、すごい音だったね。」
「寝て元気になったからな。」
「そっか。良かった。」
そう言って起き上がろうとした私の体を輝翔が抱き締め直して、耳元で甘く囁く。
「体力も復活したからな。今夜は覚悟しておけよ。」
「やだっ、輝翔のエッチ。」
恥ずかしくなって、紅く染まった顔を輝翔に見られないように、体を離した。
クスクスっと笑う輝翔は、だいぶ顔色も良くなっていて、その事に安心するのと同時に、今夜の事を想像してしまい、また体が熱くなるのを感じた。
もう…輝翔があんな風に言うから、想像しちゃったじゃん…。
私は部屋のドアを開けながら、輝翔の方を見て言った。
「夕飯、いつでもできるから、着替えたら来てね。」
「あぁ、ありがとう。腹減ったから、すぐに行くよ。」
「用意しておくね。」

