この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
指先
第5章 社長令嬢
あれから山岸さんからメール、着信拒否している。
加奈子は暇さえあれば
山岸の電話番号を表示させ、消去しようか悩んだ。
今日も消せなかった。
エレベーターに来ると都合悪く
山岸が先に乗っていた。
「おはようございます。」
加奈子は挨拶をすると隅へ撚った。
山岸の隣には噂の社長令嬢がいた。
最悪なタイミング。
会話を聞く限り山岸が社内を案内してまわってるようだ。
長身でスラッとした山岸に凛とした
美人な令嬢が隣に居るとお似合いすぎる。
加奈子は頭に入らない資料を見てるフリをした。
加奈子は暇さえあれば
山岸の電話番号を表示させ、消去しようか悩んだ。
今日も消せなかった。
エレベーターに来ると都合悪く
山岸が先に乗っていた。
「おはようございます。」
加奈子は挨拶をすると隅へ撚った。
山岸の隣には噂の社長令嬢がいた。
最悪なタイミング。
会話を聞く限り山岸が社内を案内してまわってるようだ。
長身でスラッとした山岸に凛とした
美人な令嬢が隣に居るとお似合いすぎる。
加奈子は頭に入らない資料を見てるフリをした。